軽貨物ドライバーの失敗談3選|実務トラブルとその対応策

軽貨物ドライバーなら誰もが経験するトラブル。その多くは知識や努力ではなく、「ちょっとした確認の甘さ、思い込み」から生まれます。この記事では、私が実際に経験した3つの失敗と、それぞれの対応策を紹介します。実務的なガイドになれば幸いです。


失敗談①:納品漏れ|付箋+チェックリストで完全防止

背景:確認不足、思い込みからの失敗

私が担当している企業配では、だいたい8~10件の納品先を回ります。
ビス関係を納品していて、プラスチックの入れ物に入れたり、段ボールに入れたり様々です。

納品漏れに気が付いたのは、次の納品先に到着して台車に乗せようとしたときです。
体が固まる瞬間です。幸いそこまで遠くには移動していなかったので、再度戻って無事に納品し終えました。

失敗の原因:はっきりとわかる区別が出来ていない

なぜいつもは出来ているのに、その時忘れてしまったのか。

似ている形の段ボールでも、箱の隅には納品先のシールが貼ってあります。
ただもう頭の中には同じ納品先と思い込んでいるので、そのシールの事は頭にはありません。

その後の対応:付箋+チェックリスト

失敗後に導入したのは、色別の付箋です。納品先は別でも似たような荷物があるときは、納品先ごとに色を変えて付箋を貼ります。色で区別できるので、パッと見た瞬間に分かります。

そして、運転席の目につくところにメモを置くという方法です。

  • その日の配送先リストを手書きメモで作成
  • 納品元ごとに1件ずつ列挙
  • 運転席のダッシュボードなど、常に見える場所に置く
  • 納品が終わったら、そのメモにレ点チェックを入れる

今日行く納品先を書き、納品が終わったらレ点を付けていく。手間は一つ増えてしまいますが、納品先をすぐ把握できるので、落ち着いて運転に集中できます。

得た教訓

納品漏れに限ってことではないですが、失敗するときというのは、もうその時点で、そのことに意識は回っておらず、疑いようもなく、すでにやらかしている。

本当に大切なことは、そのあとの行動にかかってますね。同じ間違いを二度としないために、考えて、実行して、うまく行かなったらまた修正して実行して、その繰り返しですね。


失敗談②:荷物の落下|100円ショップの滑り止めシートで解決

背景:バックドアを開けた瞬間落ちた

配送先に到着してバックドア(荷台の後ろドア)を開けた瞬間、小ぶりな荷物がいくつか落ちてしまいました。落ちた荷物は縦横20㎝程のサイズの段ボール。運転中に動いていたようです。

段ボールの中の商品に損傷は無かったので事なきを得ましたが、対策を講じなければまたやらかすなと思いました。

失敗の原因:小さい荷物の移動を甘く見ていた

配送する荷物のサイズはいろいろです。大きい段ボール箱は、移動したとしてもバックドアに当たって安定しています。でも、20㎝以下の小さい荷物は、バックドアに当たったとしても、荷台の床は完全に平らではなくデコボコしています。場所によっては、バックドアに寄りかかった状態になってしまうんですね。
そして、バックドアを開けた瞬間にそのまま落ちてしまう。

私は、荷台にプラスチック製の3㎜のシートを敷いているのですが、デコボコ多少は解消されていますが、平らにはなっていなく、緩やかに波打ってるのでそれも原因ですね。

その後の対応:100円ショップの滑り止めシートを敷く

失敗後に試したのは、100円ショップで購入した滑り止めシートを敷くことでした。

具体的には:

  • 100円ショップで売られている滑り止めシートを縦横30㎝くらいにカット
  • 荷物の下に敷く

たったこれだけなのですが、効果は絶大です。ポイントとしては荷台がデコボコしているので、
荷物の床面に滑り止めシートしっかりと乗り、テンションがかかるように場所を微調整することです。

得た教訓

安全運転を徹底していても、予期せず急ブレーキかけなければいけない時もあります。荷物がどう移動するのかイメージをしながら積み込みをしていく、これが大切だなと思いました。


失敗談③:台車の荷崩れ|角度と滑り止めシート

背景:用水路で台車が横転した

配送先に向かう時、毎日通る用水路があります。そこは金属製の網目でできた通路で、タイヤがひっかかりやすい場所です。その網目に台車が引っ掛かり、台車が横転してしまいました。幸い荷物は大きな被害はありませんでしたが、これは対策しなければなと思いました。

横転の原因:用水路通過時の不注意

用水路の網目に台車が引っ掛かる理由は、タイヤの角度にありました。真っすぐ進もうとすると、タイヤが網目の溝にハマってしまい、その瞬間に台車が動けなくなり横転してしまいます。

その後の対応:45度で通る+滑り止めシート+前から引っ張る

失敗後、3つの対策を講じることにしました。

対策1:45度で通る

用水路の網目に対して、45度斜め方向に通過することにしました。網目にハマることもなく渡りきることが出来るようになりました。

対策2:台車の上に滑り止めシートを敷く

通路と用水路の部分には段差があり、乗り上げる衝撃でどうしても荷物がズレてしまいます。
そこで、台車の床面に滑り止めシートを敷きました。両面テープで付けたので、すぐ取れてしまうかなと思ったのですが、荷物の荷重で押さえつけられて、2カ月経ちますが、まだ剥がれる様子はありません。

対策3:前に移動して、ゆっくり引っ張る

横転して荷崩れしてしまった原因として考えられるのは、押して勢いよく通過しようと思っていたところにあると思います。
たとえ台車のタイヤが溝にハマっていなかったとしても、段差の衝撃でスピードが落ち、荷物の荷重が前方に向き、台車を滑りながら、傾きながら、崩れていったんだと思います。

そこで、前に移動して引っ張って移動することにしました。また、段差を乗り上げる時、気持ち持ち上げながら移動すると、前方に荷重が向かず安定して通過することが出来るようになりました。

まとめ:失敗を経験ととらえ成長につなげる

今回紹介した3つの失敗と対策を振り返ります。

  • 納品漏れ → 色別の付箋+手書きチェックリストで防ぐ
  • 荷物の落下 → 100円ショップの滑り止めシートを荷物の下に敷く
  • 台車の横転 → 網目には45度で進入、台車にも滑り止めシート、前から引っ張る

どれも特別な道具も費用もいりません。付箋と滑り止めシート、合わせても数百円です。

失敗した瞬間は本当に焦ります。でも、原因を考えて、対策して、また修正する。この繰り返しが自分を成長させてくれると感じています。

毎日のちょっとした工夫と確認が、顧客信頼につながります。私の失敗が、あなたの配送をより安全にするきっかけになれば幸いです。あなたは、このような失敗を経験していますか?あるいは、別の工夫を実践していますか?コメントで教えてもらえたら、参考になります。

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